教室紹介

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総合老年医学教室

総合老年医学教室

スタッフ紹介

教育重点及び概要

 老年医学とは、高齢者の健康維持を主目的とし、疾患とともに機能障害に対する適切な予防・治療法を確立することをテーマとする専門領域です。単にすべての高齢者を診療するのではなく、“多病でどの診療科で診てもらえば良いのか分からない”“はっきりとした病名は分からないけれど調子が悪い”といったような「老年医学的アプローチが必要な高齢者」、すなわちフレイル(frailty)高齢者を対象に診療を行うことを中心に、それに続く介護、在宅医療、終末期医療も行います。
 2020年10月に新設された総合老年医学教室は、診療面では高齢者総合機能評価(CGA)や身体機能評価などの老年医学的アプローチを行うことにより、老年症候群、フレイル、Multimorbidity、ポリファーマシーなど臓器別診療では対応しきれない生活機能や予後に影響する問題点を、多職種連携により抽出し解決することをテーマとしています。研究面では、フレイルとその中核をなすサルコペニアに関して、診断・予防・治療の確立を目的とした基礎・臨床研究を行います。
 超高齢社会において、老年医学の重要性は日に日に高まっています。当教室では、誰しもが迎える老いに対して寄り添い健康長寿の実現に貢献する、「高齢者を診る」ことのできる医師、多職種スタッフの育成を目指しています。

研究分野および主要研究テーマ

  1. 疾患別フレイルレジストリの構築とそれを用いたバイオマーカーの探索
  2. フレイル抑制効果を示す薬物の効果検証
  3. サルコペニア予防・進展抑制を目的とした栄養・運動療法の確立
  4. 骨格筋エコーを用いたサルコペニアの新規診断法・介入効果判定法の確立
  5. マイオカインに着目した老年症候群制御法の確立