教育Education

Six-year curriculum

全人的医療に必要な知識・技術・態度を修得し、良医を目指します。
医師としての知識、技術の習熟は必須になりますが、いかにしてその知識を修得し、現場で何を発揮するかはさらに重要です。
医師として、根本的な姿勢と態度を自ら考え、どのように患者さんに接していくか。
本学のカリキュラムで、全人的医療にふさわしい良医を育成します。

2025年度 カリキュラム

1・2学年

医学の基礎を固めるとともに、
医師としての素養を身につけ、
良医への第一歩を踏み出す

1学年では、座学や実習を通して医科学の基礎的知識を修得。後期には、肉眼レベルで人体の構造や正常な形態を学ぶ「人体解剖実習」も行います。2学年では、医学知識と技能に磨きをかけるとともに、多種連携教育の一環として実施する「看護実習」で、医師に求められる役割や多職種への理解を深めます。

特色あるカリキュラム

  • 臨床実習Ⅰ

    本学では各学年で臨床実習が行われます。1学年では「臨床実習Ⅰ(介護実習)」を本学の関連施設である旭川荘で実施。介護福祉の現場で、対人援助の基本を学びます。学生たちからは「大変実りのある実習だった」、「医学生であることが実感できた」という声が聞かれています。

  • 医学研究への扉

    建学の理念「医学をきわめる」の入門編として、2学年では5週間の研究室配属を実施。各分野の教員の指導のもと、研究活動により組みます。最終日に開催される成果発表会では、各学生がプレゼンテーションを行い、優秀者が表彰されます。研究の面白さを実感し、将来にわたる研究マインドを醸成します。

早期の解剖実習で、授業への理解と意欲が変化

1学年で解剖実習があるので、早い段階で人体の構造について具体的なイメージを持つことができ、その後の学修がスムーズになりました。基礎医学の授業を経て、改めて解剖学の重要性と面白さを再確認。「医学研究への扉」では、九州大学の神経解剖学教室で2度目の解剖実習を経験させていただき、さらに深い学びが得られました。

馬庭 湧人さん 2学年

3・4学年

臨床医学が本格的にスタート。
診療参加型臨床実習に向け、
医学知識と技能を磨いていく

3・4学年では、臨床実習に必要な知識を修得するための講義が展開され、臓器別の医学知識をじっくりと学んでいきます。4学年では、臨床実習を開始する前に受験する共用試験(CBT、OSCE)に向けて、臨床教育研修センターで知識や技能、態度を身につけていきます。

特色あるカリキュラム

  • 臨床医学コース

    これまでに学んだ基礎医学の知識を土台に、本格的に臨床医学の学修を開始します。主要な診療科目について体系的に学ぶとともに、臨床実習を通じて診療技法や医師としての態度を身につけます。臨床医学を深く理解するための基盤を固めながら、4学年に実施されるCBTに向けた学修を進めていきます。

  • 臨床実習入門

    医療面接から身体診察までの診療技能、採血をはじめとする臨床検査の手技・方法・超音波検査を含む画像診断の手技・方法・読影、外科的手技や救急蘇生術の修得を目指します。診療に必要な基本的な知識や技能、態度を身につけ、臨床実習前の共用試験OSCEに備えます。

ただ勉強するのではなく、医療現場を意識するように

3学年では、基礎医学をもとに臓器別の疾患について学修しました。覚えることが多くて大変でしたが、1学年の解剖学、2学年の生理学や薬理学などの知識とつながる部分があり、興味深く学べました。4学年後半には診療参加型臨床実習が始まります。毎日コツコツ勉強し、まずは共用試験に合格するとともに、見つけた知識を患者さんに役立てたいです。

福島 史織さん 3学年

5・6学年

臨床現場で実践的な臨床能力と
医師としての姿勢を養い、
学びの集大成「国家試験」へ

5学年では、1年をかけてじっくりと臨床実習に取り組みます。6学年では、学生が選択した診療科での3カ月間の臨床実習後、臨床実習後OSCEを受験し、十分な臨床能力が修得できているかを評価。また、集中講義を通して、これまでの学修内容を総点検し、卒業試験、そして医師国家試験へと準備を進めていきます。

特色あるカリキュラム

  • 診療参加型臨床実習

    指導医の下で、チーム医療の一員として一定の役割・責任を担い、これまでに身につけた知識や技能を臨床現場で実践します。1~4週間単位で全ての診療科を周り、医療面接、鑑別診断、検査計画、回診やカンファレンスを経験。1グループ5~6人という少人数制を採用しているので、きめ細かい指導が受けられます。

  • 医師国家試験対策

    「総合医学1・2」という集中講義を通して、医師国家試験合格に向け、過去問題や国家試験の傾向分析に基づく予想問題に取組ます。さらに、卒業試験を3回に分けて行うことで、国家試験の傾向と対策を掴むことができます。また、必要に応じて補講を実施するなど、合格に向けた万全のバックアップ体制を敷いています。

6年間の全てを活かし、患者さんに寄り添える医師へ

医学部の勉強は大変でしたが、仲間と支え合いながら乗り越えた時間はとても充実しており、人としても成長できた6年間でした。医療現場で患者さんと接する中で、医療チームの一員としての責任感や、コミュニケーションの大切さを学びました。卒業後も学ぶ姿勢を持ち続け、患者さんに寄り添える、安心感を与えられる医師になりたいです。

中川 美莉衣さん 6学年