教室紹介

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自然科学教室

自然科学教室

スタッフ紹介

教育重点及び概要

 自然科学教室は、情報科学(物理学)・化学・生物学の三分野の教員から構成され、情報科学、物理学、統計学、化学、生物学の5分野の準備教育、及び高等学校理科のリメディアル教育を担当している。リメディアル教育科目「医科学入門」では、自然科学分野(物理学・化学・生物学)の融合テーマを学習するTBLを実施している。

情報科学分野

 教育重点を①「自然現象、社会現象及び医学を含む生命科学現象における統計的・物理的解析」を通して科学的思考方法を身に着ける、②「実験・実習などの実践」を通して現象・事象に対する正しい観察力や分析力を養う、③「情報リテラシー教育」を通して、データ整理、データ分析、プレゼンテーションも含めた資料作成の技術を身に着ける、などに置いている。
 統計学・物理学を含む広範囲の情報科学講義を担当し、専門基礎科目及び教養科目としての役割を果たしている。「基礎科学実験(物理)」では、実験の原理・方法、種々の測定法、データの処理方法・報告書の作成法の習得に一定の成果をあげている。また、実習の流れの中に、結果の整理法や報告書の作成について指導を加え、報告書の質の向上を図っている。

化学分野

 教育重点を ①将来臨床医になる学生にとって必要である化学の基礎知識を得る、②生命現象の基になる物質の構造、性質及び機能を原子・分子レベルで理解する、などに置いている。「基礎科学実験(化学)」では基礎・応用医学領域で最低限必要な化学的手技と基礎的知識及び報告書の書き方の基礎を習得させる。
 医用化学の予習用、および復習用にe-ラーニング教材を使用している。限られた講義時間の中で、効率的に授業内容を理解させる方策として、講義時間中に内容にそった例題を与え理解度を高めている。「基礎科学実験(化学)」では各回の終了時に、実習の目的を理解できたか、適正な結果を得ることができたかをチェックリストを用いて学生自身に確認させることで一定の成果を得ている。

生物分野

 教育重点を①生体内で起こっている生命現象に興味と疑問をもち、「生物とは何か」「生命とは何か」ということを自ら考えようとする姿勢を養う、②医学を学ぶうえで基礎となる生物学的知識、理解力、技術を備えさせる、などに置いている。
 入試科目で「生物」を選択しない理由に「憶えることが多い、暗記が苦手」があげられることが多い。これに対して「医用生物学」では、「種々の生命現象の根底には共通した事象やしくみがあり、生命現象を学ぶには、断片的暗記事項を単に集積するのではなく、それらの有機的な繋がりを理解することが重要である」ということをメッセージとしている。生物の基本構造である細胞から始まり、細胞間の情報交換、発生と分化、これらの事象の根底で主役となるタンパク質の働きなどを解説している。また、生命科学分野における最近のトピックを紹介し、生命現象への興味を喚起している。「基礎科学実験(生物)」ではドジョウの人工受精を行い、孵化直前までの発生過程を経時的に観察しスケッチする。

研究分野及び主要研究テーマ

情報科学分野

  1. 大広域宇宙線空気シャワー観測
  2. 宇宙線等の荷電粒子輸送シミュレーション
  3. 放射線治療関連のモンテカルロ・シミュレーション

化学分野

  1. 簡易電気分解装置の改良
  2. 酸化ストレス発生機構に関する研究-特に関連遺伝子多型の関与について
  3. 液相合成したナノシートを前駆体とした機能性材料の創製

生物分野

  1. 昆虫をモデル実験動物とする概日時計に関わる神経回路の構造解析
  2. 脊椎動物のからだや細胞の大きさを制御するメカニズムの解析
  3. 社会性昆虫を用いた概日時計メカニズムの解析
  4. マウスをモデル実験動物とする卵胞機能制御機構の解析