卒業生インタビュー

本学の卒業生で、これからの医療を支える若手研修医や教員に
医師を目指そうとした理由、在学中のことなどについて聞きました

川崎医科大学 リウマチ・膠原病学
臨床助教 43期卒業
小出 侑佳
KOIDE Yuka

 全寮制のおかげで
 学校生活に馴染め
 最高の友人もできました

高校時代から、川崎医科大学には教育に熱心な先生方が多いこと、そして良医を養成する体制が整っていることを噂に聞いていました。さらに、医師である私の父の周りには、本学を卒業した現役の医師が大勢いて、その方々の話からどの先生も優秀な医師だということを知り、本学へ進学することを決めました。

高校生の頃まで地元で家族と暮らしていたため、入学を機に岡山へ出て、一人で生活をすることに不安がありました。ですが、本学には、1学年のうちは学生寮で生活する「全寮制」が設けられていて、これが同期と仲良くなるきっかけとなり、学校生活にもいち早く慣れることができました。大学周辺には24時間営業のスーパーや、飲食店をはじめとする生活に必要な店がたくさん集まっているため、退寮して一人暮らしを始めた後も、何不自由ない生活が送れます。
医師になるまでの間に立ちはだかる壁はたくさんありますが、みなさんには常に“感謝の気持ち”を忘れないでいてほしいです。育ててくれた家族、先生など関わってきた人すべてに対する感謝です。その気持ちを持つことが、良医になる秘訣だと私は思います。



 学生時代に
 仲間と過ごした日々が
 現場で役に立っています

私が医師を目指し始めたのは、中学生の頃です。祖父の死に目にあったとき、何もできない自分に悔しさを覚え、医学の道へ進むことを決めました。川崎医科大学での学生生活を終え、臨床助教として働く今も、それが私の原動力になっています。

本学で学べることは多岐にわたり、医学知識はもちろん、患者さんや仲間をはじめとする人との関わり方など、医師にとって必要な人間力をも身に付けられます。それらを習得できたのも、本学に医学を学ぶ最良の教育環境が整っていたからだと思います。たとえば授業後、分からないことを何度質問しても先生方は快く答えてくださいました。また、友人と勉強を教え合う習慣が定着していて、知識をアウトプットするごとに自分の理解度をより高められました。さらに、尊敬する先生方、気概のある友人と将来の夢を語らうことで、「いつかこの手で病に苦しむ患者さんを救う」という高い志を失うことなく、6年間歩み続けられたと思っています。良医を目指して精一杯取り組む人には、必ず応援してくれる人、支えてくれる人が現れます。みなさんにも切磋琢磨できる仲間と出会い、本学への誇りを持って医学を学んでほしいです。

川崎医科大学 リウマチ・膠原病学
臨床助教 42期卒業
山本 晋太郎
YAMAMOTO Shintaro



特色ある教育