研究・産学連携

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公的研究費管理監査体制

川崎医科大学公的研究費の不正使用防止に関する基本方針

 本学では、学長のリーダーシップの下、研究者と事務職員が自立的に、本学研究活動の現状を点検・検討し、実効性のある運用体制を構築し、実施します。
 また、公的研究費が国民の貴重な税金で賄われていることを十分認識し、公正かつ効率的にその公的研究費を使用するとともに、「川崎医科大学における教室のあり方と研究指針」に沿った適正な研究を行います。

管理体制

川崎医科大学における公的研究費の管理体制は、本体制図のとおりとなります。

研究者行動規範(川崎医科大学における教室のあり方と研究指針)

 川崎医科大学(本学)は患者のために貢献し、最高水準の医療を提供できる医師、すなわち良医の育成を建学の目的としている。その目的の達成のために情熱のある多数の教員が参集している。教員は人間としての徳性、教養、知性のほか、研究者として先進的な専門性、技術を高めるべく努力する必要がある。学長は教員の最高責任者として、教授(所属長)を配属し、教室は教室員(技術員及び研究補助員を含む)の協力をえて成立している。

(教室のあり方)

教室は教育だけでなく、研究における単位でもある。同時に、大学には倫理性に基づいた真理の探究が求められる。
 本学では研究費が教員個人に配分されるが、各個人の恣意的な使用を認めていない。所属長の監督、承認の元で教室単位で研究費の使途を決定し、適切に使用されなくてはならない。

(研究体制)

所属長は、本学にふさわしい研究体制を確立する責任がある。研究活性化のためには、研究における各教員の主体性は尊重されるべきであるが、所属長の意向とは無関係に研究することを認めていない。所属長は卓越した研究業績をあげるべく教室全体の研究活動を取りまとめる必要がある。教員の研究の方向性とその過程における成果は、所属長と共有する。

(研究の自己評価)

研究者は常に高い視点で研究の自己評価を行う。また、世界の医学・医療の発展・向上に貢献できるように努める。

(研究の社会的責任)

研究は公的な活動であり、その遂行管理、及び成果の公表には社会的責任が伴う。研究者は、法令及び関係規則並びに倫理指針、利益相反ポリシーを遵守し、研究の立案・計画・申請・実施・報告等の過程において誠実に行動する。また、研究費の適正な使用に努める。
 なお、調査・研究データ・個人情報の厳正な管理に徹し、捏造・改ざん・盗用等の不正行為にはいかなる場合にも関与しない。
 所属長は教室員が研究倫理を遵守し、上記の社会的責任を果たすべく、監督、指導する責任を負う。

(平成11年7月16日大学教授会承認)
(平成19年9月19日大学教授会承認)
(平成21年7月15日大学教授会承認)

不正防止計画

関係規定