本学では、世界トップレベルの医学・医療分野の大学と連携し、多彩な交流の機会を設けています。とりわけ、オックスフォード大学グリーンテンプルカレッジとの学術交流は深く、2002年には「友好提携」を締結し、教員や学生間の相互交流を行っています。国際交流は、異なる言語、文化、歴史、人々の暮らしを経験でき、ボーダーを超える力を醸成するまたとない機会となります。学生の国際交流を積極的にバックアップし、グローバルな視野を持った世界の医学・医療分野に貢献できる良医を育成しています。
提携校 オックスフォード大学 グリーン・テンプルトン・カレッジ(GTC)
イギリスのロンドン北西部の小都市オックスフォードにあり、11世紀からの歴史を誇る名門オックスフォード大学の数あるカレッジの一つ。前身であるグリーンカレッジは、臨床医学系の大学院生を対象として1979年に設立され、2008年にテンプルトンカレッジと合併し、法学、経済学、情報マネジメント、経営学など幅広い専攻を有する。川崎学園とは2002年に「友好提携」を締結。学内には「Kawasaki Room」と命名された美しいセミナー室が設置されている。
多くの気づきと経験が得られた5日間
GTCへの短期研修に参加しました。現地で印象的だったのは、授業で質疑応答形式やディベートが多く取り入れられていたことです。また、外来を見学したときに、日本ではほぼ見かけないオンライン診察に驚きました。研修中の一番の思い出は、ディベートで勇気をもって挙手し、発言したこと。世界トップレベルの先生を交えて会話できたことは、とても貴重な経験になりました。今回の研修で、英語の「聞く力」が足りていないことを痛感。英語をもっと磨き、次は医師として再訪し、今回以上の学びを得たいです。
田中 賢志郎さん 5学年