川崎医科大学総合医療センター

安心・安全な医療を提供する場で
実践的な実習をかなえる教育病院

川崎医科大学総合医療センターは、初代川﨑祐宣病院長が昭和13年に外科昭和医院として開設して以来、24時間体制で救急医療を中心に、岡山市中心部で地域に密着した医療を提供してきました。その後、川崎医科大学の附属病院として「総合医」を育成する使命を果たすべく、名称を「川崎医科大学総合医療センター」とし、2016年12月に現在の地に新築移転された新しい病院です。

学校法人川崎学園の創設者である川﨑祐宣の「医療は患者のためにある」という理念に基づき、「地域住民に信頼され、安全・安心な医療を提供できる病院」を基本方針として策定しています。

そのうえで、地域の住民が安心して暮らせる「救急医療」、がん治療など最先端の医療を提供する「高度専門医療」、患者さんの早期社会復帰を図る「リハビリテーション」を3本の柱として掲げ、患者さんを第一に考える質の高い医療を提供しています。

さらに、風通しの良い病院をつくるため、多種多様の取り組みを実践しています。例えば、地域連携施設との医療連携懇話会や、医介連携の会を定期的に開催するなどして、医療施設・介護施設・行政とのネットワークを構築しています。

本センターは、川崎医科大学の第2の附属病院であり、臨床実習生がより実践的に技術を身につけられる教育病院でもあります。他の診療科との垣根が低く、医師以外のメディカルスタッフとも意見を言い合える雰囲気が伝統として受け継がれているので、チーム医療を学ぶのには適した環境といえます。職域を越えて協力しながら行う実習は、医療人としても、社会人としても成長できます。川崎医科大学の附属病院として、将来の良き医療人を育成できるようサポートします。

医学生の声

十分に学んだつもりでも、いざ医療現場に立つとその時々で状況が違い、思い通りにいかず苦悩することも。ですが実習する機会を多く与えてもらえるので、場数を踏んでひとつずつ着実に実践力を身につけられます。

実習中は、間違いを指摘され、先生方から厳しく指導されることがあります。その直後は少し落ち込みますが、その指導のおかげで、後の試験を受けるとき、実際に患者さんと接するときに正しい処置を思い出させてもらえます。