私たちは小胞輸送(膜輸送)を制御するテザリング複合体や、リソソーム酵素の細胞内輸送をテーマに研究を行っています。今回、これらのテーマの第一人者であるオランダ・ユトレヒト大学のKlumperman教授と、ドイツ・ハンブルク大学のBraulke教授を訪問し、今後のコラボレーションに関する研究打ち合わせを行いました。
Klumperman教授とは、我々が報告したHOPS/CORVETのハイブリッドタイプのテザリング複合体がエンドサイトーシス系路やリサイクリング経路において果たす役割について議論し、我々が樹立した実験系(セルライン)の供与を行いました。
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Prof. Judith Klumperman 
Lab Seminar
Braulke教授とは、リソソーム酵素の輸送異常で生じる疾患(ムコリピドーシス)のモデルマウスを用いた実験系に関する議論等を行い、このモデルマウスを我々の教室へ分与していただくこととなりました。私は過去に学振海外特別研究員でハンブルク大学(UKE)に留学し、今回約10年ぶりに当時のボス(免疫学Mittrücker教授と小児生化学Braulke教授)と再会しましたが、Braulke教授室には私が留学中に出版した論文の表紙ポスターが今だに掲示されていて、感銘を受けました。

Medical Center Hamburg-Eppendorf
UKE

Prof. Mittrücker & Prof. Braulke
Web会議が発達した現在においても、このような顔を合わせたディスカッションは非常に重要で、今回も合わせて10時間以上議論が白熱し、共同研究にsubstantial progressがあったと感じます。