メンバー

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令和5年9月27日(水), 学内“ふるさとの森”にて

教授 樋田 一徳

教授 樋田 一徳

愛知県蒲郡市に生まれ、愛知県立時習館高等学校卒業後に過疎地医療を志して愛媛大学医学部に入学しました。小学校の頃から続けていた柔道の部活顧問の上原康生教授に在学中から師事し、大学院で解剖学を専攻、電子顕微鏡形態学を修練後、上原教授に従い熊本大学へ、その後、九州大学・小坂俊夫教授のもとで嗅覚系脳形態学の研究を始め、徳島大学医学部を経て、現職に至っています。この間、自然科学研究機構生理学研究所にて濱清名誉教授にご指導を受け、現在は大阪大学にて超高圧電子顕微鏡による研究も併せて行っています。“人生意気に感ず。自分がやらなければ誰がやる。”を矜持し、“時代という風雪に耐えうる”ために“美しい真の生命像”を目指す形態学、そして次世代の若者・医師・医学研究者を育成する教育の実践を目指しています。

准教授 林 周一

准教授 林 周一

東京大学理学部を卒業後、同大学院理学系研究科の真行寺千佳子准教授の指導のもとで博士号を取得しました。その後、理化学研究所の竹市雅俊グループディレクターの研究室とオックスフォード大学のZoltán Molnár 教授の研究室での博士研究員を経て、2019年から現職で教育と研究に従事しています。教育では、解剖学の講義や実習を担当します。研究では、脳の神経回路がつくられる発生過程の仕組みを調べています。特に、マウスの大脳皮質と視床をつなぐ回路の軸索伸長やシナプス形成の制御機構、さらに同回路の機能を明らかにしようとしています。接着分子を介した神経細胞どうしの相互作用によって、どのように軸索の動きやシナプス終末の形態が制御されているのか、その制御に異常が起こると脳の働きにどのような影響があるのか、という点に興味をもち、日々研究に取り組んでいます。
連絡先:s.hayashi(at)med.kawasaki-m.ac.jp( “at”を@に変換してください)

ORCID
ORCID iD iconhttps://orcid.org/0000-0001-7209-0007

准教授 横西 哲広

講師 横西 哲広

2006年、昭和大学医学部卒業。横須賀共済病院、神奈川リハビリテーション病院、横浜市立大学附属市民総合医療センターにて泌尿器科医として研鑽を積み、2012年、泌尿器科専門医資格を取得。横浜市立大学泌尿器科学 小川毅彦准教授(現 横浜市立大学 臓器再生医学 主任教授)の指導のもと博士号を取得。2014年12月から上原記念財団リサーチフェロー、学術振興会海外特別研究員として、Duke University, Department of Cell Biology, Blanche Capel Labで勤務後、2020年4月から当教室に赴任しました。教育では、解剖学と組織学の講義と実習を受け持ち、第1学年の人体(系統)解剖と、第5学年の臨床(局所)解剖も担当します。関心のある研究テーマは、精子形成、精子幹細胞ニッチ、精巣細胞移植法の開発、精巣の発生と再生です。基礎研究のみでなく、臨床応用につながる研究も進めてゆきたいと思います。
連絡先:yokonishi(at)med.kawasaki-m.ac.jp( “at”を@に変換してください)

講師 山西 治代

講師 山西 治代

大阪大学理学部生物学科を卒業後、同大学院理学研究科生物科学専攻、米崎哲郎教授のもとで、翻訳に共役したmRNA分解機構を研究し、修士号を取得しました。修士課程修了後は、企業で製品開発や再生医療の臨床研究に携わりました。加えて、皮膚のバリア機能や毛包に関わる細胞の微細構造について、組織学解析や電子顕微鏡を用いた基礎研究を行ってきました。東京工科大学毛髪科学研究室の岩淵徳郎教授のもとで博士号を取得し、現在は、性ホルモンの関与による嗅球のニューロンの微細構造の変化について研究を行っています。教育では、主に組織学実習を担当いたします。

助教 野津 英司

野津 英司

研究では、電子顕微鏡を用いた微細構造解析の手法を用いて、嗅球の神経回路の解析を行っています。教育では、医科大学の肉眼解剖実習および運動器の実習(骨学実習)を担当しています。また、同学園内の川崎リハビリテーション学院で解剖学Ⅱ(内臓学)の講義を担当し、川崎医療福祉大学、川崎医療短期大学の解剖実習に参加しています。

助教 佐藤 慧太

助教 佐藤 慧太

岡山大学理学部附属臨海実験所にて坂本浩隆准教授のご指導のもと博士後期課程を卒業し、同実験所にて日本学術振興会特別研究員として在籍し、哺乳類の性機能を制御する神経回路について研究を行っていました。2017年8月より現職に着任し、マウス嗅球の嗅覚情報伝達経路における介在ニューロンによる局部神経回路について、主に電子顕微鏡を用いた超微形態解析を行なっています。解剖学教育では、主に組織解剖実習を担当しています。

助教 外村 宗達

助教 外村 宗達

明治国際医療大学大学院にて博士課程を修了後、兵庫医科大学にポストドクターとして在籍していました。2018年からUniversity of Alabama at Birminghamにて研究留学を行い、2022年4月から当教室に着任しました。研究ではこれまで携わってきた電気生理学的手法を用いて、嗅球神経の電気生理学的特性およびその形態を解析しようとしています。教育については、主に解剖学実習を担当させて頂きます。