スタッフ

スタッフ一覧

教授 森谷 卓也

自己紹介

川崎医科大学 S59.3 卒業。日本病理学会認定病理専門医、日本臨床細胞学会認定細胞診指導医

経歴

川崎医科大学病理(山下貢司教授、真鍋俊明教授)・米国ジョージワシントン大学病理(Steven G. Silverberg教授) での修行ののち、岡山の川崎病院(3年)を経て東北大学病院病理部の副部長・准教授として9年勤務。 患者さん一人一人に対するきめ細かい、質の高い病理診断を目指す。乳がんに関しては社会的活動にも参加。

専門分野

診断病理学・細胞診診断学・乳腺病理・婦人科病理

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YomiDr.

准教授(総合医療センター) 物部 泰昌

自己紹介

現在、岡山市の川崎医科大学総合医療センター 病理科で勤務しています。

この病院は平成28年12月1日に新たに近代化して開院しました。地域の基幹病院の一つとしてあらゆる分野を2名の常勤で担当しております。病理科では他科とのカンファレンスを重要視し、毎週1回の消化管のカンファレンスと肺癌カンファレンス(外科・内科・放射線科と合同)で、術前、術後の検討会を行っております。剖検数は少ないですが、CPCを年5-6回程度行って、臨床医へフィードバックを行っております。また、伝統ある岡山外科病理研究会の世話人の1人として岡山県の外科病理診断の発展に微力ながらお手伝いさせていただいおります。病理学教室の一員として岡山県の地域医療に貢献し、さらに病理専門レジデントや研修医や医学生の病理教育を通して地域医療に貢献できる人材を育てていきたいと思います。

専門分野

日本臨床病理学会認定医(臨床検査医)、日本病理学会認定医(病理医)、日本臨床細胞学会専門医・指導医、日本病理学会病理専門医・研修指導医 得意分野:外科病理 細胞診断

准教授 秋山 隆

自己紹介

昭和40年岡山市生まれ。『秀吉の水攻め』で名高い備中高松 (川崎学園のある中庄地区とは中学では隣の学区)で育ちました。岡山一宮高校の2期生で、昭和59年に岡山大学医学部に進学しまし た。卒業時に、学生時代に余りに勉強してこなかったことを反省し、4年間病理学の大学院で医学全般をもっと勉強してから内科に進もうと思って、岡田茂教授の門を叩きました。出来の悪い教室員でしたが、学位と専門医の資格を得る事ができました。その後、サンフランシスコ郊外にあるカリフォルニア大学バークレー校にも2年弱留学させて頂きました。911テロの前でもあり、とても楽しい生活を家族で過ごすことができました。平成14年、同門の定平先生が当教室の教授に就任された際にこちらに赴任してきました。赴任当時は婦人科病理を専門としていました、現在は消化管病理を専門としています。病理学の面白さや重要性を学生諸君に理解して頂き、一人でも多くのレジデントが当教室で魅力ある病理医生活をスタートしてくれるように努力したいと思っています。

学生時代は吹奏楽・オーケストラでトランペットを吹いていました。
現在はオーケストラの指揮を専門としています。

専門分野

消化管病理学病理専門医、細胞診専門医

講師 伊禮 功 (川崎医療技術学部 臨床検査学科 教授)

自己紹介

川崎医科大学の学生時代から数えますと、30年超の歳月を川崎学園で、過ごしており、遠い故郷(沖縄県)を忘れ、すっかり岡山県民として馴染んでいます。現在は川崎医科大学附属病院・病院病理部、医長、川崎医科大学 病理学 講師、川崎医療福祉大学 臨床検査学科の教員を併任し、一人三役で、奮闘しています。大学院では、呼吸器病理、とくに肺癌が研究の対象でしたが、頭頚部領域に興味が移りつつあり、ひとつの臓器に拘らずに診療、研究を行っている次第です。

専門分野

呼吸器、頭頸部病理

資格

病理専門医、細胞診専門医

講師 西村 広健

自己紹介

研修医のころから神経病理に興味があり、神経病理系の学会に参加・発表して来ました。剖検脳を中心とする神経病理は、我々病理医にとって最も敷居が高い分野ではないかと思います。いわゆる神経病理の専門施設の専門家のような知識・経験があるとは言えませんが、病理医がどういったことに困っているのか、何が分からないのか、どうしたら分かるようになるのかについては、誰よりも分かっている自信があります。

剖検脳検索について、「ちょっと困っているんだけど・・・」、とか「何が分からないかもよく分からないし、病変なのか正常なのかも分からないし、分からなすぎて専門家にみせることも躊躇してしまう・・・」などなどございましたら、是非一報下さい(あまりお役に立てないかもしれませんが)。

末梢神経・筋生検については、ホルマリン固定標本のみが病理に提出され、どうしたらよいか困る場合もありますね。「検体を提出した臨床各科により、特殊標本にて診断されているので問題ないにしても、所見はつけないといけないし・・・」とか、「他の手術の時に、手術部位から筋生検されたんですが・・・」などもあるかと思います。ご相談下さい。方法論を含めて検討しましょう。

「臨床診断:脳腫瘍」として検体が病理に提出されたものの「非腫瘍性疾患」であるような場合も、我々病理医にとっては頭が痛いことと思います。鑑別疾患すら浮かばないこともあるかと思います。このような症例も頑張って診断しております。

神経病理は病理医にとって頭を悩ませる分野ですが、神経病理をするか否かは興味次第と思います。近年の医師国家試験に合格し、新医師臨床研修制度を終えた「新しい世代の病理医」にとっては、神経解剖・疾患は身近な分野の一つですよね。是非、一緒に勉強できれば幸いです。

経歴

2001年3月に川崎医大を卒業し、2003年3月末まで研修医(病理部研修含む)。

2003年4月から病院病理部シニアレジデント・病理学教室臨床助手・助教にて6年間、病理診断を中心に修練を積みました(その間、死体解剖資格・病理専門医取得)。特に神経病理に興味を持ち、末梢神経・筋生検の検索とともに、神経変性疾患を含めた剖検脳検索に力を入れてきました(師匠:調輝男先生)。

専門分野

神経病理 (特に剖検脳検索(循環障害,変性・認知症)、および末梢神経・筋生検)胎盤病理 (絨毛性疾患を除く)

神経病理関係の検体数

剖検脳:約30例/年間
末梢神経・筋生検:約50例/年間
脳生検・手術材料(非腫瘍性疾患について)約5例/年間

カンファレンス

[NCPC(neurologic clinicopathologic conference)]脳神経外科、神経内科の先生方と一緒に行っている症例検討会です。神経系以外の他科の主治医に参加して頂くこともあり、多彩な専門分野から神経疾患について討議できます。 過去3年に検討した症例は、脳腫瘍46症例、非腫瘍性疾患の脳生検・手術材料:8症例、神経生検19症例、筋生検17症例、です。

神経カンファレンス

神経関係の臨床科・基礎医学の先生方とともに、持ち回りで担当しています。500回を越える歴史のあるカンファレンスです。約1時間の講演形式で行います。 過去3年に担当した回の講演内容は、「アストロサイトの病理」、「TDP-43 proteinopathyの病理」、「認知症の病理」、「神経ベーチェット病の病理」、「高安動脈炎の病理」、「試験問題の病理」、「筋生検の病理」、「神経変性疾患診断基準の病理」、「剖検脳検索に必要な神経解剖・組織の病理」です。

Brain cutting

ホルマリン固定後の「脳の切り出し」です。主治医や神経関係の臨床医とともに、一緒に切り出しをしています。アルツハイマー病やレビー小体病、嗜銀顆粒病など、国際診断基準に準じたサンプリングを行っています。

レジデント教育コース

病理ローテーションの研修医・病理レジデントを対象として、教育コースを行っています。「Brain cutting」、「神経病理診断の方法論」、「認知症の病理」、「認知症症例スライドカンファレンス」について行いました。

大学院

大学院では、病理学1教室のテーマである「スフィンゴシン-1-リン酸受容体(S1PR)」について研究しました。昨年、スフィンゴシン-1-リン酸受容体作動薬であるFTY720が多発性硬化症の治療薬としてFDAに認可されました。FTY720は抗炎症効果を示す新しい治療薬として、現在非常に注目されています。中枢神経系にはS1PRが豊富に存在することが知られていますが、受容体のnormalな分布・病態における発現などついては不明な点が多いです。我々は、免疫組織化学、免疫電顕、ウエスタンブロット、RTPCRなどを用いて中枢神経系におけるS1PRの発現・分布を明らかにしてきました(J Histochem Cytochem 2010, 58,847-56)。現在、中枢神経系の種々の病態におけるS1PRの意義について、培養細胞を含めて検討しています。なお、川崎医大では大学共通の研究センターがあり、研究環境も整っております。

講師(総合医療センター) 藤原 英世

自己紹介

岡山県玉野市出身。島根大学医学部卒業後、初期研修より現在まで、一貫して川崎学園のお世話になっております。 2019年10月より総合医療センター 病理科勤務となりました。日々、診断業務に追われてはおりますが、レジデント・大学院時代に故 定平吉都先 生にご指導いただいていた血液病理に関しては、今後も業務のみならず、研究会報告や臨床研究を通して研鑽を深めていきたいと考えています。

専門分野

病理専門医、細胞診専門医

シニアレジデント(大学院生) 三上 友香

自己紹介

川崎医科大学 H25.3 卒業
在職進学制度を利用して,現在は森谷教授のご指導の下に乳癌の研究も行っています。

専門分野

外科病理一般

シニアレジデント(臨床助教) 稲吉 貴絵

シニアレジデント(臨床助教) 松野 岳志

自己紹介

熊本県出身で,平成21年宮崎大学卒です。
九州大学神経内科(後期研修),川崎医科大学大学院(解剖学)を経て,平成28年から川崎医科大学病理学にシニアレジデント/臨床助教として勤務しています。 特技は電子顕微鏡関連で,趣味はゲームや映画鑑賞です。

専門分野

外科病理一般。全臓器をみれるよう,修行中です。神経,呼吸器,頭頸部領域に興味があります。

シニアレジデント(大学院生) 佐貫 史明

自己紹介

川崎医科大学 H26.3卒業
R2.6 死体解剖資格
山口県出身です。学生時代は日本拳法部と美術部を兼部しておりました。当時、美しい病理組織のミクロの世界を眺めるのが好きで、病理学に憧れを抱いており、病理学教室に入局させていただきました。現在は、”大学院在職進学制度”を利用させて頂いており学位と専門医の取得を目指しております。大学院の研究テーマは乳がんの腫瘍免疫に関する病理学的検討ですが、川崎医科大学病理学教室では全身にわたる様々な臓器の病理について経験することが可能であり、臨床現場の方々との連携も交えつつ日々診療に臨んでおります。 また、医療専門分野で必要な内容をイラスト化し、様々な職種の方に伝えるための”メディカルイラストレーション”に興味があり、病理学の視点からのメディカルイラストレーションへの貢献を目指しております。

専門分野

外科病理一般

シニアレジデント(臨床助教) 藤本 康人

自己紹介

川崎医科大学 H28.3卒業
R3.3 死体解剖資格
今は昔、経度33.8/緯度132.7らへんに爆誕。山伏の血筋に生まれたハズが、暗黒面に堕ち、大学生時代はロン毛+特効服+下駄で火を吹いたり、ギターを掻き鳴らし続けた結果、お祓いされる側と化す。法医学者志望だったものの、紆余曲折を経て現在は病理部に所属。顕微鏡を覗くよりも解剖を好む、見た目も中身もatypicalな闇属性の医者。身内に教員が多いこともあり、学生教育を好む傾向あり。

専門分野

外科病理一般

シニアレジデント(臨床助教) 古城 裕加里

自己紹介

川崎医科大学 H29.3卒業
川崎医科大学附属病院にて初期研修を修了した後、病理学教室へ入局しました。

専門分野

外科病理一般

シニアレジデント(臨床助教) 松野 芽衣

自己紹介

川崎医科大学 H29.3卒業
川崎医科大学附属病院にて初期研修を修了後、後期研修として病理学教室へ入局しました。

専門分野

外科病理一般

シニアレジデント(臨床助教) 岩城 悠実

自己紹介

鹿児島大学H30.3卒
鹿児島大学医学部卒業後、京都の市中病院で初期研修2年+病理研修1年の後、川崎医科大学病理学教室にシニアレジデントとして入局しました。指導医の先生方、レジデントの先輩方のご指導のもと、日々勉強中です。よろしくお願い致します。

専門分野

外科病理一般

大学院生 磯田 竜太郎

大学院生 藤田 祥典

客員研究員 前田 環

守口敬仁会病院 病理部長

非常勤医師(病院病理部) 塩見 達志

客員研究員 藤井 清香

日本鋼管福山病院 乳腺外科長

客員研究員 中野 智裕

純真学園大学 保健医療学部検査科学科 准教授

研究補助員 東 真由美