卒後研修

川崎医大・病理学教室の特長と、卒後研修

見学は随時可能です

1. 病理は臨床医学の一部門

開学以来、病理学を臨床の一部門と位置づけ、卒後研修を行っています。
内科や外科などすべての診療科に「診療」と「研究」があるように、病理にも診療と研究がある、というスタンスで日常業務に臨んでいます。

2. 集団指導体制の充実

病理医全員が毎朝、すべての症例について一緒に検討をしたのち、症例の割り振りを行っています。

3. 病理学教室の特徴

病理学教室の特徴は以下の通りです。明るい教室・実験室を目指しています。

1.専門分野乳腺病理、婦人科病理、泌尿器病理、など

病院内では専門分野の症例カンファレンスに参加しています。研究では、それぞれの領域の診療科以外に、学外の医療機関、海外の研究者とも共同研究・人事交流を積極的に行っています。

2.メディカル・ミュージアムとの連携

大学に併設している現代医学教育博物館との関係が密接です。

http://www.kawasaki-m.ac.jp/mm/index.html

卒後研修の内容

詳細については、直接ご相談ください。

1.初期研修

初期臨床研修期間中の、病院病理部での研修です。4週間~最大48週の選択が可能です。この期間は、病理学教室に所属する必要はありません。

川崎医科大学附属病院 卒後臨床研修センター

川崎医科大学総合医療センター

2.後期研修

初期研修期間中に病理の経験のない方も歓迎します。
後期研修医は、病院の「シニアレジデント」であるとともに、病理学教室に所属し、大学の「臨床助教」を兼務します。レジデントは最長6年間のプログラムです。

2-1)病理専門医を目指すコース

この期間に病理専門医および細胞診専門医を目指します。病理専門医を取得する過程で、病理解剖の資格も取得が必要です。
岡山県・川崎医科大学病理専門研修プログラム

2-2)短期研修について

他施設で研修されている方の、一定期間の研修については次の方法があります。条件が整えば積極的に受け入れる予定です。

(1)シニアレジデント(臨床助教)としての勤務による研修

(2)研修見学生制度(無給)

他科を目指す方々の病理研修も可能です。

なお、学内所属者の病理研修については、別途ご相談ください。

3.大学院

大学院の講座名は「形態系 検証病理診断学」です。
主要なテーマは、乳腺疾患、婦人科腫瘍、泌尿器系腫瘍、頭頚部腫瘍、動脈疾患などに関する病理学的研究です。

https://m.kawasaki-m.ac.jp/graduate/document/annai-2021.pdf

研究実績は本ホームページの業績欄か、下記のリンクをご覧ください。

https://m.kawasaki-m.ac.jp/classroom/course.php?id=433

大学院生としてのみ、病理で研修したい方も歓迎します。
上記以外の領域における研究テーマを希望される場合もご相談ください。