2021年4月5日
病院病理部に新しいスタッフをお迎えしました。
コロナに気を付けてお茶会を開催しました。
2021年3月19日
4名のシニアレジデントが修了式を迎えました。
松野(岳)、佐貫、三上、稲吉の4名が修了証を授与されました。
三上先生がシニアレジデント代表で挨拶をしました。
2021年3月9日
病院病理部が治験業務感謝状をいただきました。
附属病院の園尾病院長から感謝状をいただきました。
2020年8月1日
昨年の「医学研究への扉」の学生研究(メディカルイラストレーション)が特別賞として表彰されました!
2020年5月27日
2020年2月
第130回スライドカンファレンス 松野芽衣 (水疱症)
2019年11月23日
去る2019年11月23日(土)・24日(日)に、第47回臨床神経病理懇話会・第10回日本神経病理学会中国四国地方会を開催しました。テーマは「教育」です。
一般演題と同時並行で「教育コース」を開催したこともあり、今回初めて懇話会に参加していただいた先生も多く、合計142名にご参加いただきました。
一般演題は25題で、川崎医大が誇る学生・教職員ラウンジに顕微鏡を配置し、ホワイトボードも用意し、オープンスペースでディスカッションができるようにしました。
同時開催の「教育コース」については、バーチャルスライドシステムを用い、脳解剖・組織の基本的なスライドを、ハンドアウトを元に自習してもらい、ランチョンセミナーではその内容を解説させていただきました。
夜の懇親会でもスライドカンファレンス・診断クイズで勉強しました。
会全体をとおして、エキスパートの先生・初学者みんなで一緒に勉強できました。
本会が、神経病理学/神経病理診断の発展に寄与できればと思っています。
第47臨床神経病理懇話会・第10回日本神経病理学会中国四国地方会世話人
川崎医科大学 病理学 西村広健
https://m.kawasaki-m.ac.jp/pathology/47cnj/
2019年11月16日
佐貫先生と古城先生がイラスト展にチャレンジし、佐貫先生が銀賞を受賞しました。学術集会のポスターも佐貫先生作です。
2019年11月16日
第58回日本臨床細胞学会秋期大会を、令和元(2019)年11月16日(土)、17日(日)の2日間、ホテルグランヴィア岡山、岡山コンベンションセンター、岡山県医師会館、岡山シティミュージアム、ANAクラウンプラザホテル岡山を会場として開催させていただきました。
この学会は、1961年に産婦人科の先生方が立ち上げた研究会を基盤として発足したもので、いわゆる「細胞診学会」と呼ばれているものです。現在、約3,000人の専門医が在籍しており、病理医、産婦人科医が大半を占めていますが、外科医(呼吸器や乳腺など)、泌尿器科医、内科医(消化器、血液など)な多彩な専門領域の医師、さらには74名の細胞診専門歯科医がおられます。細胞診断という絆で繋がっている専門医集団です。本学会のもう一つの特徴は細胞検査士さんの存在で、臨床検査技師の方々で病理・細胞診分野を専攻される方々が取得する資格です。医師の約2倍、6,000名の皆さんが、同じ学会の会員として活躍されています。2013年からは公益社団法人となり、細胞診を通じての社会貢献にも力を入れています。2019年から、私も副理事長(学術、国際交流、国際細胞学会担当)としてお手伝いさせていただいております。
学術集会は春秋の年2回で、春期大会(総会)は各種会議を含めて3日間、秋期大会は2日間の会期が通例になっています。開催が決まったのが3年前で、本音を申せば倉敷市で開催したかったのですが、最低でも3,000名は参加するので会場の確保が難しいということになり、岡山で開催することとしました。幸い、岡山駅の東西それぞれ5分以内で移動できるホテルグランヴィア岡山、岡山コンベンションセンター、岡山シティミュージアム、ANAクラウンプラザホテル岡山、岡山県医師会館の5会場を確保できました。大会副会長は婦人科腫瘍学の塩田 充教授と、岡山大学の病理学教授お二人にお願いしました。実行委員長は倉敷芸術科学大学の教授(細胞検査士)、プログラム委員長は熊本大学の病理学教授ですが、このお二人は元々本学の病理に勤務されておられた仲間で、岡山県を中心とした多くのスタッフにも恵まれ、良い準備ができたと思っております。
大会テーマは「細胞診断学の可能性を問うー新たなるパラダイムへ」としました。プログラムとしては特別講演4題(細胞診の見方・考え方2題、パターン認識から見た病理組織診断、備前焼の歴史と現在(藤原 和氏))、招請講演4題(細胞像と人工知能、国際細胞学会理事長3年間を振り返って、ほか)、セミナー(医療安全、感染対策、医療倫理)、要望講演15題、教育講演17題、シンポジウム13、ワークショップ14、細胞診専門医会、細胞検査士要望教育シンポジウム、わからん会、スライドカンファレンス、細胞診専門医セミナー、一般演題(ポスター)(約400題)、学生セッション、グローバルアジアフォーラム、若手英語セッションを行いました。講演関係では、真鍋俊明先生、廣川満良先生、畠 榮先生と、本学病理出身の大先輩から素晴らしいお話をいただき、また、医療倫理セミナーは永井 敦教授に、感染症セミナーは硬式庭球部の先輩でもある岸本寿男先生にお願いしました。岸本先生には会長招宴で尺八の演奏もお願いしました。会員懇親会には、ストリートダンス部のパフォーマンス(2年生と3年生)、秋山 隆准教授の指揮によるオーケストラ演奏(+ラジオ体操)がありました。
今回、特に意識し、私なりにこだわった点をご紹介します。まず、海外でご活躍の日本人医師、日本人細胞検査士を複数お招き、講演していただきました。細胞検査士のほとんどが国際細胞検査士の資格も持っていますが、海外の学会に参加する機会は少ないと思われるため、企画した次第です。次に、初の試みとして、顕微鏡画像のイラスト・写真展を行いました。現在事務局をしております日本メディカルイラストレーション学会の活動をヒントに思いついたもので、出題は16程度でしたが、質の高い内容のものが多くみられました。また、一般に、学会の講演者や座長をしてくださった方々にはお礼としてQUOカード等が渡されますが、どうしても倉敷にこだわりたい気持ちがあり、ジーンズ生地(ベティ・キング)の小物入れ、ペンケースをお渡ししました。地元といえば、廣榮堂さんが学会のロゴなどを印刷したきびだんごを販売してくださったのですが、飛ぶように売れていました。さらに、公益社団法人であることから、市民公開講座(あなたとあなたの大切なひとをがんで失わないために)も実施しました。乳がん患者さんの団体である「あけぼの岡山」のご協力も得て、乳がん体験者の登壇も含めて座長・演者すべて女性にお願いしました。約100名の参加者があり、ポストアンケートも好評でした。
本学会の、春秋2回の全国学会開催の長い歴史において、岡山県で開催されるのは初めてのことで、正直を申しますと、本当にたくさん来てくださるのか、直前まで不安だらけでしたが、事前登録2,800名を含め、最終的には2日間で予想を越える約4,300名にご参加いただき、大きなトラブルもなく、無事盛会に終えることができました。複数会場での開催でしたが、互いの距離が近く、岡山駅に降りてすぐ会場入りできることはとても良かったと思います。担当コンベンション会社が日本旅行(株)であったことから、JR西日本全体でも初めての試みだそうですが、駅のコンコース(2F通路:在来線改札を出て西口タクシー乗り場に向かう途中の、向かって右側)に総合受付を設けることにもチャレンジしました。「細胞診」という聞き慣れない言葉が書いてある大きなパネルが飾られて、多少は市民の皆さんにも見ていただけたものと思います。
終わってみればあっという間でしたが、実はこの記事を書いている2020年3月末(学会4ヶ月後)にやっと会計処理を含めた残務が完了したところです。ようやくほっと胸をなでおろすことができたように思います。今まで部分的にしか関わってこなかった学術集会がどのようなものかを体験することができ、とても貴重な経験ができたと感じています。今回の学術集会の成果がどのようなものであったか、しばらく後にもう一度振り返ってみたいとも思っております。準備と実施に際し、多大なお力添えを頂戴いたしました、多くの皆様に、心より御礼を申し上げます。
川崎医科大学 病理学 森谷卓也
2019年10月
第129回スライドカンファレンス 松野岳志(胎児貧血を伴う胎盤病変)
2019年09月08日
第14回骨髄病理研究会が、2019年9月8日(日曜日)に校舎棟7階マルチメディア教室で開催されました。参加者は87名でした。今回から森谷が代表世話人の一人として、お世話をさせていただきました。
テーマは「骨髄病理から捉えるリンパ系腫瘍(症例の解説を含む)」で、午前はバーチャルスライド による鏡検と名古屋第一赤十字病院病理部部長・副院長の伊藤雅文先生による特別講演『基調講演:骨髄病理の見方、リンパ系腫瘍の捉え方』、昼食後に血液内科学の和田秀穂教授による教育講演『HIV感染症にみられる好中球異常とその治療』と、主題に関連した3例の症例検討を行いました。藤原英世講師が病理解説者として大活躍しました。
2019年05月09日
第108回日本病理学会総会(東京)に参加しました。2年生の、医学研究への扉で行った骨髄病理の研究も、学生セッションで発表していただきました。
2019年5月
文部科学省平成31年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰
科学技術賞(理解増進部門)
病理学 教授(現代医学教育博物館 副館長) 森谷 卓也
現代医学教育博物館 課長 中村 信彦
表彰内容:文部科学省は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者を「科学技術分野の文部科学大臣表彰」として顕彰しており、この度、青少年をはじめ広く国民の科学技術に関する関心及び理解の増進等に寄与し、又は地域において科学技術に関する知識の普及啓発等に寄与する活動を行った者が対象となる科学技術賞(理解増進部門)において、現代医学教育博物館の業績が表彰された。
業績: 体験型学習による健康・疾病予防への理解増進
健康や疾病の予防が国民の大きな関心事となっていますが、マスメディアや書籍等による自己学習に加えて、模型や実際の医療器具などを用いた体験型学習は、からだの仕組みや疾病に関する理解を深める上で有効な手段と考えられます。また、医学的に正確な知識を得ることも重要な事項です。
本活動は、現代の医学・健康に特化した博物館の見学体験、要望に応じた医学関連の出張講座の実施、他施設の企画展への出展協力を通じて、幅広い年齢の一般市民への健康教育を実践し、団体見学の際には講話やワークシートを用いた体験見学も実施しています。10年前より、夏休みには川崎医科大学、学校法人川崎学園のスタッフとともに小中学生と保護者約400名を招待し、夏のこども体験教室を行なっています。また、医療関係者向けの展示フロアも設けており、医療系学生の教育や、医療者の生涯教育にも役立てています。
本活動により、市民が医学や医療に興味を持ち、生活習慣の見直しや健康について考える機会をつくることに寄与しており、また、イベントに参加した児童・生徒の中から、医療系大学等を目指す者がおり、医療者の確保にも寄与していると考えられます。
現在、博物館は耐震工事を兼ねたリニューアル工事のため2019年12月末まで閉館しておりますが、夏の子ども体験教室や出張業務等は継続し活動しています。今後もさらなる高みを目指し、一層精進致します。
今回の受賞に際し、推薦下さった福永仁夫学長、日頃より一緒に頑張っているメディカルミュージアムのスタッフ、体験教室にご尽力くださった職員・学生の皆様、そして博物館をご利用くださったすべての皆様に、深く感謝申し上げます。
2019年03月30日
13年ぶりに、病理の同門会を開催しました。2016年12月の川崎医科大学総合医療センター開設と合わせ、「病理学教室」と2つの附属病院の「病理部門」が、一本化された形で業務を展開できるようになりました。医師、臨床検査技師、事務職員、教室の研究補助員が力を合わせて日々の教育、診療、研究に励む体制が整っての、最初の集まりになりました。ホテルグランヴィア岡山の会場には72名の参加があり、物部先生の司会で一次会を行いました。森谷の開会挨拶、真鍋先生のご挨拶、日浦先生による乾杯の後、秋山先生が指揮者をされている保科アカデミー室内管弦楽団の演奏をバックに会食が行われました。現在の病理の様子についてのスライド投影、現職スタッフの紹介がなされ、数名の先生に近況をお話しいただいたのち、伊禮先生による中締めがありました。2次会にも46名が参加してくださり、いつまでも話が尽きない、楽しい一夜になりました。
2018年10月27-28日
国際病理アカデミー日本支部が台湾病理学会と合同で行っているスライドカンファレンスに西村、稲吉、佐貫、藤本の4名が参加。稲吉、佐貫、藤本は英語で症例発表と質疑を行いました。
https://www.iapjapan.org/news/pdf/18-4NewsBulletin.pdf
2018年08月04日
2018年04月01日
川崎医科大学病理学は新たな教室としてスタートしました。
川崎医科大学/所属別教室及び教授の変遷/病理学
川崎医科大学 旧川崎病院/所属別教室及び教授の変遷/病理学