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大学院体験記

私は後期研修2年目から皮膚科の大学院に入学しました。まだまだ皮膚科の臨床の経験を積みたい時期に大学院に入っていいものか、当初は進学を迷いましたが、今は大学院を選択して良かったと思っています。

基礎研究は指導教員から手厚い指導を受けることができ、臨床研究は臨床研究遠隔学習プログラムを通じて学ぶことができました。他科の指導教員の方からも指導を受けられたり、グループワークで他科の大学院生とも新たな交流ができたことはとてもいい経験だったと思います。研究に合わせて、ある程度自分の時間を組むことができるので、周りのサポートを受けながら、在学期間中に妊娠・出産を経て大学院生を継続しています。

大変なこともありますが、新たな刺激が多く、充実した時間を過ごすことができていると思います。大学院での経験は、臨床でも人生でも大きな糧となると思います。

(山本 佳子)