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教授挨拶 | 川崎医科大学 皮膚科学教室の紹介

川崎医科大学 皮膚科学教室のホームページを御覧いただきありがとうございます。このたび、当皮膚科学教室を担当することになりました青山 裕美です。

当教室は、1971年に野原 望先生が初代教授として開講され、続いて植木 宏明先生が膠原病領域で多大な業績を残されました。2002 年より、藤本 亘先生が3代目教授として就任され高い臨床能力を持つ皮膚科医の養成と臨床皮膚科学の発展に力を注がれました。2018年から新体制となりましたが、今後もこの伝統を継承しつつ、教室をさらに発展させていきたいと考えています。

皮膚は、腫瘍、アレルギー、自己免疫など様々な病態により皮疹を生じます。私達は皮疹を観察し、全身を診て、皮膚から全身に関連性をもって生じている病態を推察し、診断治療を行っています。幅広い疾患で標準的な診断治療を行い、その過程で皮膚をじっくりと観察し経過を追跡し、病初期に重症化を予測したり治療選択に役立つバイオマーカーや治療指標を見いだし、診断治療を適正化することを目標に、実地医療と臨床研究に取り組んでいます。

当教室は、2つの大学病院ー川崎医科大学附属病院川崎医科大学総合医療センターを診療活動の中心に置いています。川崎医科大学附属病院では専門性のある皮膚科学を、川崎医科大学総合医療センターでは総合皮膚科学を実践しています。地域の医療施設、関連施設と連携しながら、より良い医療を提供しています。2つの施設では、皮膚腫瘍、感染症、乾癬、薬疹、水疱症、アトピー性皮膚炎、炎症性皮膚疾患を対象に専門性の高い医療を行っています。そしてそれらの疾患を病理、免疫、発汗障害、分子病態に着目して研究しています。


教室の大きな使命の1つが、人材育成です。私達は、日本の医療の未来を明るくするために、何ができるのか、常に考えなくてはなりません。目の前の患者さんを治療することはもちろんですが、多くの臨床症例からエビデンスを捉え、診断治療指針を紡ぐことができる人材を育成することが、大学皮膚科の責務です。ですから、レジデントやスタッフが、常に疑問を持ち、考え、そして仮説を検証し、得られた考えを自由闊達に対話できる教室を目指しています。小さな積み重ねを継続すれば、いつか川崎医科大学皮膚科学教室の文化が自然に創られると信じています。

川崎医科大学皮膚科学教室から皮膚科学の流れを変える良い仕事を発信し、社会貢献したいと考えています。今後ともご指導ご鞭撻をいただきますようにどうぞよろしくおねがいします。