研修医・医学生の方へ / 

先輩からのメッセージ

“循環器内科医”をめざす皆さまへ

思いやりに満ちて、充実した職場 / 玉田 智子

 卒後12年目になります。その間に結婚し、大学院を卒業しました。

 現在は、昨年末に誕生した長男を院内保育所に預けて、6月から職場復帰しています。循環器内科は病棟での急変や救急患者さんが多く、過酷なイメージで、女性にとっては選択するのに勇気が必要な科かもしれません。しかし、当医局には3人の女性医師が在籍し、さらに教授をはじめ、男性医師も女性が仕事と家事/育児の両立ができるように理解してくださり、仕事内容も非常に配慮してくださいます。

 私の場合、生後6か月の子供に母乳育児をしているのですが、3時間毎に院内保育所に授乳に通いつつ働かせていただき、感謝しています。子供の急病や、家事のやりくりなど、大変な面ももちろんありますが、長期の休みで臨床の感を鈍らせる心配も軽減されましたし、「仕事をしている時間」=「自分の時間」として非常に充実した毎日です。

 女性にとっては放射線被爆のことも懸念されるかもしれませんがそちらに対しても十分に配慮してくださいます。医局スタッフのみならず、心電図/心エコー検査室の技師さん、放射線科の技師さん、全員気さくな性格で、仕事面でも、プライベート面でも相談する相手に恵まれ、孤独を感じることがありません。お子さんを連れて海外留学された女性医師もいます!

 循環器内科を進路の候補に考えてくださっている女子医学生、研修医の皆さん、10年後の自分を想像しつつ、ぜひ一度当科を見学にいらしてください。 (2015年7月)

日々学び自分を磨ける場所 / 岡本 公志

 後期研修(循環器内科入局)2年目の岡本といいます。

 当科ではカテーテルインターベンションの専門家をはじめ、エコーチームがあり、どちらもみんな熱い先生ばかりです。

 そんな環境で日々、専門研修をさせて頂いていますが、ひとたび、病棟をみれば、心血管系をベースに内科としてのいろいろな分野にすそ野を広げて経験になる症例ばかりで、日々、患者さんから学ばせてもらっています。

 まずは回って、一緒に勉強しましょう。(2015年7月)